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設計実績

生活介護や、自立訓練のサービスを提供する障がい者支援施設の移転計画。本施設は、内装に県産木材を使用し、自然の温もりを感じられる空間を計画した。来客用玄関の正面壁には、木製ルーバーの貼り分けによって富士山の形を描き、その下部には波の揺らぎをモチーフに田子の浦の風景を表現。もともと富士市にあった富士見学園が沼津市愛鷹へ移転するにあたり、富士市で培ってきた歴史や思いの継承を意図している。また、富士山の頂にあしらった円形モチーフは、運営法人「あしたか太陽の丘」のロゴマークである「山から昇る太陽」をイメージした。エントランスホールには、多様性を受け入れる場の象徴として木々が連なる森と、その中を吹き抜ける風を木製ルーバーで表現することで、追い風のように前向きで明るい印象をとなるように計画した。（担当：田島・岡村）